夏のお手入れ(雨染み・虫の死骸・鳥糞)についてのお知らせ

夏場になると雨降り、そして蚊のような小さな虫などがフロントバンパーなどに付着する事が多 くなる季節に入ります。これらの現象が車のボディに影響がある場合がありますので、その対策 方法をご案内致します。

雨の跡がシミになった。

対策

降雨後の急激な日照りになった時、雨に含まれる酸や汚れが原因で水分蒸発時にボディ表面に焼きつき、シミになる場合があります。特に最近では酸性雨の状態が以前よりも厳しくなっており、酸性度の高い雨水がボディに及ぼす影響は大きくなっています。

対策

降雨後はできるだけ早期に水洗いをお願いします。時間がなければ、異物等にご注意頂きながら、雨水を拭き取るだけでも効果はあります。特に夏季や濃色塗装車の場合は、塗装面の温度が上がり、異物(酸や汚れ)が焼きつきやすくなりますのでご注意下さい。また、水洗い後、水滴が付いたまま放置しますと汚れなどが付着し、同様にシミになる場合がありますので、洗車後は必ず水滴を拭き取って下さい。汚れを放置しますと取れにくくなります。水洗いで落ちにくい汚れは早めにメンテナンスクリーナーをご使用下さい。

虫の死骸や鳥の糞を放置したらシミになった。

対策

虫の死骸や鳥の糞を放置しますと、それらに含まれる酸成分やアルカリ成分、タンパク質等が塗装面に影響を及ぼし、シミシワ、カサカサ肌状態になる場合があります。ひどい場合は塗装面にヒビが入る事もあります。

対策

虫の死骸や鳥の糞が付着したら、直ちに水洗いをするか、異物等にご注意頂きながら、濡れたウエスなどで拭き取って下さい。付着したままで放置しますとシミになる場合があり、研磨しても完全に除去する事ができず、再塗装が必要になる場合があります。まずは鳥の糞などが付着しやすい樹木や、電線の下にはできるだけ駐車しない事が第一です。
※乾燥した虫の死骸や鳥の糞などは、ぬるま湯でふやかしてから濡れたウエス等で拭き取って下さい。

愛車を美しくご使用にいただくためには定期的な洗車と適切なメンテナンスが必要であることを何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

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